2012年8月30日木曜日

革への彫刻

今日は皮革製品への彫刻についてです。

イベント限定ブレス
梵字+彫刻用外国語フォント

革への彫刻は、金属と比べ少し面倒なことが多いです。
革はどうしても柔らかいですので、彫刻機の刃が当たると沈んでしまいます。
そのため均一な彫刻とはならない場合があります。
また刃で引っかいて彫刻をしますので、彫刻部分が小さいと繊維が余分に取れてしまったりします。
このあたりはもちろん革によっても変わってきますが。

文字を彫刻する際には文字の種類(フォント)をお選び頂くのですが、革へ彫る場合は特に彫刻用漢字フォントをオススメしています。
彫刻用漢字フォントは1本の線で彫刻するので失敗が少ないです。
彫刻用英数フォント3Lは3本のラインを入れますので、ラインとラインの間がめくれてしまったりします。
また他のフォントは中を彫った後外枠をとるようなイメージとなります。
そのため文字が潰れやすいのです。

簡単な文字でしたら文字が潰れる可能性は低いのですが、筆記体や飾り文字、そして画数の多い漢字などになりますと文字が潰れる可能性がぐんと上がります。
また文字が小さい場合も同様ですね。

レザーストラップ 2トーン ブラック/レッド
手書き風でもこのくらいならok

同じ理由で画像を彫刻することも難しいため、革への彫刻の場合は簡単な画像以外お断りさせて頂いています。
レーザー彫刻ですと革を焼いて彫刻するのでそこまでではないのですが・・・

イベント限定ブレス
彫刻用漢字フォント+肉球画像




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